■ 年齢別の検証結果における「Maru-Jan」との相関関係
■ 年齢別の検証結果で「Maru-Jan」と相関関係があった点(1)
上図「図1」のように「視覚性注意力」「短期記憶」を測定するテストで、通常の認知機能の測定では、加齢と比例して数値が低下しますが、「Maru-Jan」をプレイしている方は、低下せずに上向き傾向となりました。
→良い結果となりました。
株式会社シグナルトーク(代表取締役:栢 孝文 所在地:東京都大田区)は、同社サービスのWeb上で脳の認知機能を測定できる「脳測」(のうそく)を使って、オンライン麻雀「Maru-Jan」(マルジャン)を日常的にプレイしている男女「484人」を対象に、脳の認知機能との相関関係について2013年5月~7月に検証を行い、「視覚性注意力(物事を処理する際に、視覚情報に注意をする能力)」「短期記憶(短期間保持される記憶で約20秒間保持される)」「エピソード記憶(宣言的記憶の一部であり、イベントの記憶)」において、年齢が高くなるほど、テスト結果の数値が良い事を確認しましたことを、2013年11月に発表いたしました。
一方、「ワーキングメモリ(情報を一時的に保ちながら操作するための構造や過程を指す構想概念)」については、従来、リアル麻雀の効能として言われておりましたが、今回の検証では、相関関係が見られず一般の方と同じく加齢とともに数値は低下いたしましたことも、同日併せて発表いたしました。
今回あらためて、これらの検証結果について、千葉県佐倉市で9月12日(金)に開催される日本早期認知症学会での日本生体医工学会との共催セッションにおいて、レデックス認知研究所所長五藤博義先生による日本で初めての学会発表が行われます。
上図「図1」のように「視覚性注意力」「短期記憶」を測定するテストで、通常の認知機能の測定では、加齢と比例して数値が低下しますが、「Maru-Jan」をプレイしている方は、低下せずに上向き傾向となりました。
→良い結果となりました。
上図「図2」のように「エピソード記憶」を測定するテストで、通常の認知機能の測定では、加齢と比例して数値が低下しますが、「Maru-Jan」をプレイしている方は、低下せずに上向き傾向となりました。
→良い結果となりました。
上図「図3」のように「ワーキングメモリ」については、従来、リアル麻雀の効能として言われておりましたが、今回の検証では、相関関係が見られず一般の方と同じく加齢とともに数値は低下いたしました。
→負の相関関係が見られました。
今回の検証は、脳測で4種類の認知機能に関するテストを2度行っていただき、そのテスト結果を年齢別(35歳以上5歳区切り)に分析を行っております。(※1回目と2回目の間は4週間以上の期間をあけて実施)
また、検証対象者にアンケートでご回答いただいた「睡眠時間」「酒量」「運動量」などの項目別にも分析を行い、「Maru-Jan」利用は睡眠、酒量の多寡よりも認知機能に良い影響を与える可能性も分かりました。
東京大学教育学部卒。ベネッセコーポレーションで、教材やデジタルコンテンツの研究開発に携わった後、独立。認知症予防や発達障害児の認知機能の改善について医師や教師等と一緒に研究を行っている。ソーシャルカンファレンス大賞(2011)を受賞。これまでに認知機能の分野などで、「認知神経科学」や「Jikeikai Medical Journal」などに計20以上の論文執筆、学会発表の経歴を持つ。
橋本氏の報告が示す通り、年齢と注意、エピソード記憶には相関があった。一般的に言えば高齢になれば経験値の影響を除けば、認知機能は低下傾向を示すものである。それが高齢になればなるほど(いいかえれば「Maru-Jan」を続ける期間が長ければ長いほど)注意力、記憶力が高まる、というのは極めて特異な結果だといえよう。
アンケート項目にある、睡眠、運動、酒量は、認知症のなりやすさと関係があることが他の調査で分かっている。ところが、今回の樋田氏の報告では、認知機能と関係があるのが運動のみであった。一般的には睡眠も酒量も、適度が認知機能の維持、改善に好影響を与えるとされているが、今回はどちらもあまり影響を与えていない。
「Maru-Jan」をしていることの特異性は、他の生活習慣よりも強く認知機能の維持、改善に関係があるといえるのかもしれない。
今回の調査は、対照群(「Maru-Jan」をしない人)が存在せず、「Maru-Jan」と認知機能の関係を直接、明らかにすることはできなかった。ただ、「Maru-Jan」をしている人たちが年齢にかかわらず、注意力と記憶力という社会生活に極めて重要な認知機能を高く保っていることを示すことができたのは有意義であったと考える。
パソコンを使用し、web上で脳の認知機能を手軽に測定し、体温計や血圧計のように、脳の認知機能を数字で知ることができるサービスです。実効性が証明されたテストを使用しています。
・公式ホームページ:http://nosoku.jp/
今年10周年を迎えた会員数70万人以上のユーザー対戦型オンライン麻雀ゲームで、1ゲーム毎に課金の完全有料サービスです。ここ数年は50歳代以上の新規会員登録が伸びています。
また、この8月から、シニアの方も快適にプレイできる「Maru-Jan for iPad」のサービスを開始いたしました。
ジャンル | :高級オンライン麻雀ゲーム |
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公式ホームページ | :http://www.maru-jan.com/ |
発売日 | :2004年4月26日 |
料金 | :東風1戦 80ポイント(80円相当) 東南1戦 150ポイント(150円相当) 三麻1戦 100ポイント(100円相当) プロリーグ1戦 200ポイント(200円相当) ※1位の人は無料でゲーム続行が可能 ※Maru-Jan for iPadでは購入料金が異なります。 |
対応機種 | :Windows PC、iPad、iPhone ※動作環境や推奨スペックについての詳細は公式ホームページをご覧ください。 |
Maru-Jan for iPad | |
紹介ページ | :http://www.maru-jan.com/mobile/ |
「Maru-Jan」、「脳測」の他にオンライン将棋「遊び処 ふくろふ」などを展開しています。 麻雀と脳の認知機能の相関関係など、認知症予防研究プロジェクトも専門家の方々と推進しています。
社名 | :株式会社シグナルトーク |
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公式ホームページ | :https://www.signaltalk.com/ |
所在地 | :東京都大田区蒲田5-8-7 蒲田K-1ビル 8F |
代表取締役 | :栢 孝文(かや たかふみ) |
事業内容 | :オンラインゲームの開発、運営、販売等 |